1997-10-29 第141回国会 参議院 国際問題に関する調査会 第2号
○上田耕一郎君 今までの質問に一部出た問題なんですが、小此木参考人の言われた強靱な政治体制の側面に、国際法違反それから国内の民主主義違反の危険な側面があるわけですね。
○上田耕一郎君 今までの質問に一部出た問題なんですが、小此木参考人の言われた強靱な政治体制の側面に、国際法違反それから国内の民主主義違反の危険な側面があるわけですね。
これ自身もう財政民主主義違反もいいところだと思います。 しかし、常に武力をできるだけ使わないという方向を追求していかなければいけないのに、どうもアメリカはすぐ武力に訴える。ベトナム戦争でもそうですけれども、湾岸戦争でも訴えるとかいう危険が絶えずあるということもやっぱり考えておく必要があるのではないかというふうに思います。
つまり、日米関係のためには憲法上疑義のある行動もやむを得ないと見るのか、それとも違憲、民主主義違反の行動まで求める日米関係は真の友好関係を形づくることができるのかという形で問題が正面から問われているのではないかと私は考えます。まさに日米関係のあり方そのものが問われていると思うのであります。
○和田静夫君 私は、財政民主主義違反だと、ここは思うんです。その財政民主主義違反との関連で、総理、五十七年度予算が四月五日、それまでになかった五日間の予算空白を生じた事態を踏まえて、参議院での予算審議権の確保の観点から、与野党一致の結論を当時の植木予算委員長が政府に委員長見解の形で発表して会議録に載っています。